2015年09月21日

「あなたの一生は良いもので満たされる」詩篇103篇1‐5節

わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。(聖書)

父なる神は、子である私たちに対して、いつも最善なものを豊かに与えてくださいます。父なる神が与えるものは、いつでも私たちにとって良いものです。私たちは、このことを強く心に留めなければなりません。私たちは自分の小さく狭い枠組みで物事をはかり、善し悪しを決めてしまいやすい弱さや足りなさがある事を重々自覚しましょう。

父なる神のなさる事は、短い期間で意味や結果が分からない事柄も多くあります。長い期間をかけて悟る神の御業の素晴らしさがありますし、神の側に立つ視点で、はじめて恵みを悟る出来事だってあります。人知をはるかに超えた神の恵みに思いを向けましょう。

ですから、目の前の出来事を浅くとらえがちな我が身を強く自覚しつつ、「我がたましいよ。主をほめたたえよ。」と、自らの深い深いところに存在するたましいに呼びかけ、「主が良くしてくださった事を何に一つ忘れるな!」と新しい心を受け取ろうとするのです。自分自身が今は分からないとしても、また、たとえ誰が何を言っても、「主は最も良い事だけを与えてくださる!」と父なる神にますます強く信頼する歩みへと進んでいきましょう。

この心に立つと、罪咎をもつ私たちを父が赦してくださる深い愛を強く実感できます。怪我や病を身に受けたとしても、そこから祝福へと導いてくださる父の癒しを知るでしょう。また、四方八方をふさがれ、自分で解決できない苦境でも、ちょうど穴から引き上げられるように助けてくださる父の救いを体験するのです。私たちの一生を良いもので満たしてくださる父なる神の御愛に感謝します。(みことばの音19番「いのちの主をほめよ」、20番「主をほめたたえよ」からの心です)

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。」(旧約聖書・伝道の書3章11節)

「すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。」(新約聖書・ヘブル書12章11節)

「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」(旧約聖書・詩篇119章71節)



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。