2024年11月25日
「神を敬い畏れ礼拝する」創世記8章1~22節
神は、ノアと、彼とともに箱舟の中にいた、すべての獣およびすべての家畜を覚えておられた。神は地の上に風を吹き渡らせた。すると水は引き始めた。大水の源と天の水門が閉ざされ、天からの大雨がとどめられた。水は、しだいに地の上から引いていった。水は百五十日の終わりに減り始めた。箱舟は、第七の月の十七日にアララテの山地にとどまった。一方、水は第十の月まで減り続け、第十の月の一日に、山々の頂が現れた。四十日の終わりに、ノアは自分の造った箱舟の窓を開き、烏を放った。すると烏は、水が地の上から乾くまで、出たり戻ったりした。またノアは、水が地の面から引いたかどうかを見ようと、鳩を彼のもとから放った。鳩は、その足を休める場所を見つけられなかったので、箱舟の彼のもとに帰って来た。水が全地の面にあったからである。彼は手を伸ばして鳩を捕らえ、自分がいる箱舟に入れた。それからさらに七日待って、再び鳩を箱舟から放った。鳩は夕方になって、彼のもとに帰って来た。すると見よ、取ったばかりのオリーブの若葉がそのくちばしにあるではないか。それで、ノアは水が地の上から引いたのを知った。さらに、もう七日待って、彼は鳩を放った。鳩はもう彼のところに戻って来なかった。六百一年目の第一の月の一日に、水は地の上から干上がった。ノアが箱舟の覆いを取り払って眺めると、見よ、地の面は乾いていた。第二の月の二十七日には、地はすっかり乾いた。神はノアに告げられた。「あなたは、妻と、息子たちと、息子たちの妻たちとともに箱舟から出なさい。すべての肉なるもののうち、あなたとともにいる生き物すべて、鳥、家畜、地の上を這うすべてのものが、あなたとともに出るようにしなさい。それらが地に群がり、地の上で生み、そして増えるようにしなさい。」 そこでノアは、息子たち、彼の妻、息子たちの妻たちとともに外に出た。すべての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上を動くものも、種類ごとに箱舟から出て来た。ノアは、主のために祭壇を築き、すべてのきよい家畜から、また、すべてのきよい鳥からいくつかを取って、祭壇の上で全焼のささげ物を献げた。主は、その芳ばしい香りをかがれた。そして、心の中で主はこう言われた。「わたしは、決して再び人のゆえに、大地にのろいをもたらしはしない。人の心が思い図ることは、幼いときから悪であるからだ。わたしは、再び、わたしがしたように、生き物すべてを打ち滅ぼすことは決してしない。この地が続くかぎり、種蒔きと刈り入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜がやむことはない。」(創世記8:1~22)
苦しくて「神様、助けてください」と祈っても、目の前の状況はどんどん悪くなる時があります。そんな時、本日の個所を思い出し、主から慰めや励まし、主に信頼して堅く立つ力を頂きましょう。
1節~、神のことばに従ったノアを取り巻く状況はどんどんひどくなり、共にいる家族も不安になったかもしれません。ここで私たちは確信しましょう。「神は、ノアと、彼と共に箱舟にいたすべてのいのちを覚えておられた」のです。私たちを取り巻く状況がひどくなるように思え、私たち自身も不安に思う事があったとしても、主なる神様は、決して私たちを忘れる事はありません。ますます主に信頼していきましょう。すぐに状況は変わらないかもしれません。この洪水は1年も続き、見通しがきかない間が長くありましたが、主は守っておられたのです。
6節~、ノアは状況を把握するために最善を尽くします。これは私たちもする事でしょう。自らや家族の安全は確保しつつ、状況を確認するのです。自分で確認できない事は別に頼ってできる限り把握しようとするのです。ノアの場合は烏であり、鳩でありました。現在であれば訓練された動物を使ったり、テクノロジーを使う場合もあるでしょう。また人に助けてもらうのも悪い事ではありません。互いに助け合うのが当然なのですから。ここで注目したいのは「人が知り得ない所で主の業が進められている」という事です。私たちが認識できないとしても、主の業は私たちのために成されているのです。この事を心に留め置き、湧き起ってくる不安から自らの心を守り、主の平安で満たされましょう。
13節~、ノアの状況がやっと良くなり、箱舟から出るのですが、ここで注目しなければならないのは「決してあせってはいけない」という事です。良く読むと分かるのですが、地上が乾いたとノアが見て分かったのは「第一の月の一日」とありますが、実際に箱舟から出たのは「第二の月の二十七日」なのです。普通であれば、すぐにでも外に出る行動を起こしたくなりますが、ノアは「出なさい」と言われた神のことばに従って行動を起こしたのです。そう、これは私たちに重要な事を教えています。ノアが箱舟を造ったのも、それに入ったのも、すべて神のことばに従ってなされました。ですから、これから出るのも神のことばに従ったのです。苦しい時は神に寄り頼み、途中まで従って、最後は人間的な発想とタイミングで事を成してはいけません。私たちはすべて神のタイミングの中で、主のことばに従いましょう。心に強く留め置きたい大切な事です。
20節~、救い出されたノアと家族は、神に捧ものをして礼拝しました。この姿を神は喜び、その愛を表現なさいました。私たちも「主に感謝をささげて礼拝する」という歩みを続けていきましょう。人が幼い時から心に悪をもつ事を主はご存じでありながらも、決してこの地を滅ぼさない、そして季節の変化を止めないと言われ、私たちの生活に必要な時を与えてくださっておられます。この愛の神を敬い畏れ、信頼して歩み続けましょう。
苦しくて「神様、助けてください」と祈っても、目の前の状況はどんどん悪くなる時があります。そんな時、本日の個所を思い出し、主から慰めや励まし、主に信頼して堅く立つ力を頂きましょう。
1節~、神のことばに従ったノアを取り巻く状況はどんどんひどくなり、共にいる家族も不安になったかもしれません。ここで私たちは確信しましょう。「神は、ノアと、彼と共に箱舟にいたすべてのいのちを覚えておられた」のです。私たちを取り巻く状況がひどくなるように思え、私たち自身も不安に思う事があったとしても、主なる神様は、決して私たちを忘れる事はありません。ますます主に信頼していきましょう。すぐに状況は変わらないかもしれません。この洪水は1年も続き、見通しがきかない間が長くありましたが、主は守っておられたのです。
6節~、ノアは状況を把握するために最善を尽くします。これは私たちもする事でしょう。自らや家族の安全は確保しつつ、状況を確認するのです。自分で確認できない事は別に頼ってできる限り把握しようとするのです。ノアの場合は烏であり、鳩でありました。現在であれば訓練された動物を使ったり、テクノロジーを使う場合もあるでしょう。また人に助けてもらうのも悪い事ではありません。互いに助け合うのが当然なのですから。ここで注目したいのは「人が知り得ない所で主の業が進められている」という事です。私たちが認識できないとしても、主の業は私たちのために成されているのです。この事を心に留め置き、湧き起ってくる不安から自らの心を守り、主の平安で満たされましょう。
13節~、ノアの状況がやっと良くなり、箱舟から出るのですが、ここで注目しなければならないのは「決してあせってはいけない」という事です。良く読むと分かるのですが、地上が乾いたとノアが見て分かったのは「第一の月の一日」とありますが、実際に箱舟から出たのは「第二の月の二十七日」なのです。普通であれば、すぐにでも外に出る行動を起こしたくなりますが、ノアは「出なさい」と言われた神のことばに従って行動を起こしたのです。そう、これは私たちに重要な事を教えています。ノアが箱舟を造ったのも、それに入ったのも、すべて神のことばに従ってなされました。ですから、これから出るのも神のことばに従ったのです。苦しい時は神に寄り頼み、途中まで従って、最後は人間的な発想とタイミングで事を成してはいけません。私たちはすべて神のタイミングの中で、主のことばに従いましょう。心に強く留め置きたい大切な事です。
20節~、救い出されたノアと家族は、神に捧ものをして礼拝しました。この姿を神は喜び、その愛を表現なさいました。私たちも「主に感謝をささげて礼拝する」という歩みを続けていきましょう。人が幼い時から心に悪をもつ事を主はご存じでありながらも、決してこの地を滅ぼさない、そして季節の変化を止めないと言われ、私たちの生活に必要な時を与えてくださっておられます。この愛の神を敬い畏れ、信頼して歩み続けましょう。
Posted by 沖縄天久神の教会 at 15:33│Comments(0)
│恐れや不安、心配がある時│苦しみや悲しみ、絶望の時│神の守りと助けを求める時│人間関係や状況で苦しい時│他者のことばに悩む時│家族の幸せを祈り求める│親きょうだい,伴侶,子への心│神を信頼して歩む│神のみことばに堅く立つ│まことの幸せを求める│喜び感謝して歩む│世の矛盾に心うばわれる時│創世記